高校生や大学生は派遣登録できることを知っていますか?!
えっ?!できるんですか?!
知らなかったです。。。
派遣登録できるんですよ!
アルバイトよりも派遣で仕事をした方が良い場合も多くあるんです
詳しく説明していきますね!
高校生、大学生が派遣の仕事ができることを知っていますか?!
学生の場合、夏休みなどの短期でやりたいバイトを探すときに、短期アルバイトなどを探されるかと思います
実は、アルバイトよりも【派遣】の方がメリットが大きい場合があります
この記事を読むことで、派遣とアルバイトではどちらが良いのか、稼げるのか、派遣で働くメリット・デメリット、注意しておかなければならないこと、などが理解できます
それでは、詳しく解説していきます
・派遣とアルバイトの違い、メリット・デメリット、どちらが稼げるのか?!
・派遣登録の方法、流れ
・学生にオススメする派遣会社 5選
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学生は派遣で仕事ができるのか?!
高校生や大学生が派遣登録をして、派遣の仕事をすることは法律上、なんら問題はありません
法律上、学生が派遣で仕事をすることは問題ない
また、現在の派遣法では、学生は【日雇い派遣】ができます
【日雇い派遣】とは、30日以内の雇用契約の派遣形態です
「派遣アルバイト」や「登録制アルバイト」などとも呼ばれています
1日単位、3日程度の単発、週単位といったように、30日以内の雇用契約であれば、学生の都合に合わせてできる働き方です
そもそも2012年に労働者派遣法が改正され、【日雇い派遣】は原則禁止となっています
しかし、【日雇い派遣】の例外規定の中に「学生」が当てはまります
以下の条件に当てはまる人は例外となります。
■60歳以上の者
■雇用保険の適用を受けない学生(昼間学生)
■年収が500万円以上の者(副業として派遣労働を行う場合)
■世帯年収が500万円以上で主たる生計者以外の者
参照:厚生労働省HP『労働者派遣法が改正されました』
派遣とバイトの違い
そもそも「派遣」と「アルバイト」は何が違うの?!と疑問をもたれる方もいると思います
派遣とアルバイトの大きな違いは「雇用主」と「賃金制度」です
■派遣社員・・・雇用主は派遣会社
■アルバイト・・・雇用主はアルバイト先
派遣では、派遣会社と雇用関係を締結するので、雇用主は派遣会社となります
また仕事内容や労働時間は、派遣先の企業に則った形で設定されます
またアルバイトは、アルバイト先企業が雇用主となります
派遣は一度登録しておくことで、派遣会社から様々なお仕事の紹介があります
一方、アルバイトは、雇用先の直接雇用である為、そこの固定された職場となります
派遣であれば、様々な職場で働くことも可能なため、良い経験値となります
その分の人間関係の広がりが期待できます
また賃金制度も派遣とアルバイトでは異なり、【同一労働同一賃金】制度の始まりで、金額だけ見れば、派遣の方が有利な数値となっています ※労使協定方式の場合
※詳しくは【派遣とパートどちらが良いの?!】で説明しています
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学生が派遣バイトをするメリット・デメリット
それでは、学生が派遣バイトをするメリット、デメリットをみていきましょう
学生が派遣で仕事をする5つのメリット
学生がアルバイトではなく、派遣で得られるメリットを5つみていきましょう
『高時給』で短期間でお金を稼げる
単発、短期の派遣求人は高時給な案件が多いです
派遣会社は、求人企業から「短期で○○人集めて欲しい」などと依頼を受けています
通常(長期求人案件)の派遣単価から1,000円以上/Hも加算して依頼している場合があります
必然と労働者(派遣社員)の給与も上がることから、アルバイトに比べてお金を稼げることはメリットとなります
派遣社員が高時給な理由は、直接雇用に比べてかかるコストが低いからです
・求人募集の広告費がかからない、面接工数がかからない
・社会保険料、福利厚生費がかからない
・事務手続き(給与計算、保険加入、退社手続き)がかからない
学業との両立が可能
学生の本分は勉強ですから、勉強時間を優先させますが、その空いている時間で何か仕事ができないか、というのが学生の本音のところです
「授業が入っていない日に働きたい」
「週末だけ働きたい」
「夏休み、春休みだけ働きたい」
長期のアルバイトではシフト制のところも多く、会社から学生という身分は理解してもらってはいるものの、自分が入りたいときにシフトに入れなかったり、その逆で入れないときにお願いされたりと、効率は良くない傾向があります
ただ、この派遣は自分の都合に合わせて、シフトインできるので、より効率的に限られた学生時間を使うことができます
また、1日限りの単発アルバイトなどの場合は、そのたびに面接を受けなければならないので、その分、面接時間を確保しなければなりません
この日雇い派遣を上手に活用することで、充実したキャンパスライフを送ることができます
仕事は派遣会社が探してくれる
一度、派遣会社に登録すると、派遣会社から色々な仕事の紹介があります
派遣会社の登録面接では、自分の仕事ができる条件(○曜日、何時から何時、何日から何日、等)を派遣会社へ伝えるので、「自分の条件にマッチした求人案件を派遣会社が探して紹介してくれる」といった流れになります
派遣会社が仕事を探してくれるので、自分は求人紙面やインターネットで求人検索をする時間を割くことがありませんね
その分、有効に時間を使えますね!
職場の面倒くさい人間関係がない
単発、短期の派遣は職場の人間関係で悩みつづけることはありません
仕事をする者同士、深い人間関係は望んでいない為、必要以上に気を遣う必要性はありません
良い意味で、人間関係は希薄な為、多少のトラブルがあっても仕事だと割り切ることができます
コミュニケーションの苦手な方はこうした単発、短期の派遣は良いかもしれませんね
一方、長期のアルバイトでは職場が固定されていて、逃げられない為、職場の人間関係に悩み続ける場合もありますね
様々な企業経験から就職活動へ活かせる
派遣の仕事を通じて、様々な業界、職種、企業体験をすることができます
これは学生派遣ならではのメリットです
「将来、どんな業界で、どんな仕事に就こうか迷っている学生」にはもってこいのシステムです
単発、短期派遣の仕事には「未経験歓迎!!」の仕事も多く、業界の知識やスキルがなくても働ける職場がたくさんあります
私も様々な業界に携わったおかげで、業界の特色、くせ、人の気質(この業界はこういう性格の人が多い)など勉強させて頂きました
これは、学生の時にできる経験は今後の就職活動、ワークスタイルにも大きな影響をもたらすでしょう
また多くの職場を経験することで、人間関係の幅も広がり、コミュニケーション能力も鍛えられるので、良いチャンスと捉えられるでしょう
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学生が派遣で仕事をする5つのデメリット
学生が派遣で仕事をすることはメリットだけではなく、デメリットもあります
派遣のデメリットやリスクを先に知っておくことで、嫌な思い、後悔をすることなく、気持ちよく働くことができますね
単純作業が多く、専門知識・スキルが身につかない
未経験、学生でもできる仕事の性質上、専門知識・スキルの習得には向いていません
いわば、これは仕方ない部分かと思います
単発、短期の仕事であればなおさら、長期のアルバイトでさえ、企業側が学生派遣バイトに対して、専門的知識・スキルを教えることは希です
様々な業界、職種を転々と経験できる反面、派遣契約には契約期間の定めがあるため、仕事を覚えたところで、派遣期間終了、といったこともあります
「長期的な視野でスキルを高めていきたい」というような方には不向きなシステムです
収入が不安定
単発、短期派遣は突発的な仕事の受注である性質から、それを受ける労働者側も仕事の確約については、不安定な立場となります
「予定していた仕事が急遽キャンセルになった」、などというケースもたくさん見てきました
仕事の業界、職種を絞って探している場合は、特に気を付けなければなりません
「絞りすぎて、紹介の連絡がなかなか来ない」、なんて可能性もあります
単発、短期で派遣をする場合は、仕事の内容を絞りすぎないことをお勧めします
1年のうち時期によっても、業界特性はありますので、希望通りの仕事に就けないこともあります
ある意味、「仕事だと割り切って従事すること」、も場合によって必要でしょう
また、同じ派遣会社に長く在籍していても、基本的には昇給は期待できません
現在は、【同一労働同一賃金】制度で、職種によって派遣時給は設定されています
※労使協定方式の場合
仕事の案内が少なくなってどうしよう。。。などとならないように、私は複数の派遣会社に登録しておくことをお勧めします
※派遣会社の複数登録はこちらで詳しく解説しています
職場の移り変わりにストレスを感じる
これは人によってはメリットでもあり、場合によってはデメリットにもなるケースです
単発、短期派遣(日雇い派遣)では、職場が頻繁に変わることでストレスを強く感じる方もいます
新しい職場へ派遣される度に、一から仕事を覚えることとなります
仕事の経験値の積み重ね、は基本的はありません
また職場が変わる度に通勤手段と通勤時間が変わるので、日々せわしない動きになります
「煩わしい人間関係がいやだ」、「職場を転々とすることが好き」、「ルーチン業務は嫌いだ」、等という方は向いている仕事です
派遣社員の扱いが乱暴、雑
企業側は、単発、短期の派遣社員については、こだわりがなく、誰でも良い、と言った考え方があります
そもそも、単発、短期の学生派遣については、手元の工数でしかみていない、というのが企業側の本音のところです
企業側はそういった見方ですので、本来なら気を遣う場面も雑になることもあるでしょう
「たった3日のバイトだから、そこまで気を遣う必要はないだろう」、などと短絡的に考えている指揮命令者もいます
日雇い派遣は、人間関係の煩わしさがないのがメリットですが、逆にいえば乱暴、雑に扱われることも多い立場です
その旨、予め理解した上で、派遣を選択することをしましょう
派遣会社の手続きが面倒
複数の派遣会社に登録して、それぞれの派遣会社から仕事を紹介してもらう際は、そのそれぞれに手続きが発生するので、その分時間が多く取られます
・派遣登録面接
・入社書類の準備(履歴書、給与振込み手続き書類、マイナンバー書類、等)
またそれぞれの派遣会社との連絡が発生するので電話やメールのやり取りが多くなります
※派遣登録後のお仕事案内は、派遣会社からメールや電話で連絡が来ます
また、仕事が終了すると、新しい仕事案内が来るので、仕事の案内連絡が面倒に思うこともあるかと思います
単発の仕事は開始の際に職場に到着したら、派遣担当者へ連絡をする必要があります
出勤確認の連絡ですね ※派遣担当者が立ち会いに来る場合は必要ありません
派遣で仕事をする際は、様々な仕事を紹介してもらえる反面、派遣会社とのやり取りが多く発生することを理解しておきましょう
※初めての派遣登録はこちらで詳しく解説しています
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派遣とアルバイト、どちらが稼げるのか?!
上項の「派遣とバイトの違い」でも説明したとおり、賃金制度においても違いがあります
先般の【同一労働同一賃金】制度により、派遣とアルバイトでは違いが明確になりました
【同一労働同一賃金】制度の影響
制度が創設されたことにより、雇用形態による違いもはっきりとしています
派遣の場合
『労使協定方式』においては、地域別、職種別、仕事の評価により、賃金が決定されます
この労使協定方式の基準となる給与テーブルは、全般的に高い水準で設定されている印象があり、同じ職種においてパート・アルバイトの賃金よりも高い場合はあります
パート・アルバイトでは980円となる仕事でも、派遣では1,200円となるケースもあります
※『派遣先均等・均衡方式』においては、企業側社員と同等設定になります
また、派遣には原則、サービス残業がありません
基本、時間単位で就業時間は厳格に管理されています
8Hを超える時間外手当、22時を超える深夜手当もきっちり支払われています
パート・アルバイトの場合
こちらも『同一労働同一賃金』制度が始まり、厳格に賃金設定が強化されています
各地域の最低賃金は年々上がっていますが、時給金額は企業によって格差があります
また【派遣】にはサービス残業はありませんが、【パート・アルバイト】の場合は、実際のところ会社によっては横行されていることもありますね
学生が派遣で仕事をする際のおすすめ仕事 5選
学生が派遣として単発、短期派遣で働くのにおすすめの仕事を紹介します
男子学生へのお勧めの仕事は力仕事系(イベント会場設営・撤去、引っ越し)
女子学生へのお勧めの仕事は、サービス、販売系(受付/案内、試食販売、軽作業)
イベント会場スタッフ
イベント会場スタッフの仕事は、イベント会場での受付/案内、会場の設営・撤去の仕事です
受付/案内は女子学生向けの内容、会場の設営・撤去は、男子学生向けの内容です
いずれにおいても、仕事内容は単純で難しくなく、その日の説明でできる内容ばかりです
また、コンサートなどは人気があり、舞台裏など関係者以外は見られない現場も体験することができます
受付/案内 集客イベント
よく家電量販店、複合ショッピングモールで、小さなブースを設けてイベントをやっているのを見かけたりしませんか?!
通信サービスの加入促進イベント、ウォーターサーバーの体験促進イベント、会員カード加入促進イベント、など
こちらで呼び込みや、風船を渡していたり、ティッシュを配っていたりする方は単発の学生派遣である場合があります
難しいスキルも必要なく、コミュニケーションが積極的に取れればできる仕事です
時間給も1,200前後~2,000円以上までと割と良い時給単価となっています
デパート、スーパーマーケットの試食販売
コミュニケーションが得意の方にもってこいの派遣バイトは「試食販売」です
基本一人で行いますので、人間関係の煩わしさもなく、自分のペースで仕事をしたい人に向いています
もちろん未経験の方でも、メーカーの事前研修があるので、安心しして働くことができます
平日、休日などの終日間の単発がメインで、近くのデパートで予定がある場合は都合が良いかと思います
箱詰め、袋詰め、シール貼りなどの軽作業
単純作業の代名詞といっても良いくらいの軽作業(箱詰め、袋詰め、シール貼り)です
販売、サービス系とは逆の性質のコミュニケーションを必要としない、モクモク、コツコツやる仕事が得意な方にもってこいのお仕事です
期間も単発から長期(1日~数ヶ月)までと、案件によって様々です
季節特性もあり、夏休み(夏場繁忙の飲料系)、クリスマス(プレゼント等)年末年始(特需系)、バレンタイン、など、その時々の繁忙業界によって、案件が出てきます
リゾート地での短期派遣
学生ならではの長期休暇に最適な派遣バイトがリゾート地でのお仕事です
学生の長期休暇には、世間の繁忙シーズンとも重なるため、求人ニーズが多く出てきます
夏には、海のホテルや山のキャンプ場や遊園地などのリゾート施設、冬にはゲレンデや温泉施設などが有力候補ですね
仕事内容は、フロント受付/案内、売店での販売/接客、調理場での洗い場、配膳、アウトドアでは飲食販売、レンタル用品の貸し出し、監理がメインとなります
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派遣登録から仕事の流れ
それでは、初めて学生派遣バイトをする方に向け、派遣登録から内定、入社までの流れを説明していきます
順番は、下記の順番で進んでいきます
①履歴書を書く
アルバイトと同じように履歴書を用意します ※「履歴書なし」でOKの派遣会社もあります
写真はしっかりと貼り付けた方が印象が良いですね!
派遣会社の担当も履歴書の書き方が人選ハードルの基準としているところもありますので、しっかりと記入しましょう
②求人検索をする
求人紙面、インターネットで求人検索、をします
インターネットの求人検索は、地域、働き方、期間など、様々な条件を設定して検索できるので、フル活用しましょう
③派遣会社へ登録面接へ行く
自分の条件にマッチする企業が見つかったら、派遣会社へ連絡(TEL/メール)をして登録面接に行く日程を確定させましょう
できれば、登録面接日程が被らないように、何社か派遣求人へアタックした方が良いです
派遣登録しても、派遣会社から連絡が一回もない、ということも可能性としてはありますので、何社か掛け持ちで登録しておくのが良いでしょう
④仕事の紹介を受ける
派遣登録が完了すれば、派遣会社から仕事の紹介(電話/メール)をうけます
あなたの条件に合った仕事を紹介してくるのが一般的ですが、「この条件だけはあなたに合わないですが、いかがでしょうか?!」などと相談されるケースもあります
条件的に納得できるお仕事であれば、「お願いします」と了承しましょう
⑤職場見学、顔合わせをする
「職場見学、顔合わせ」とは、仕事を始める事前の段階で、勤め先に行って、派遣先の担当者と打ち合わせ(挨拶、仕事内容の説明、質疑応答、等)をすることです
この行程は、「ある場合」と「ない場合」があります
単発、短期の仕事であると、ない場合があります
ある場合は対応しましょう
※この行程では、まだ仕事が始まる前の段階なので、時給は発生しません
ない場合は、仕事の当日、現地集合にてそこから直ぐに仕事が始まります
⑥内定、入社
⑤職場見学、顔合わせの行程を経て、両者合意すれば、内定となります
仕事の初日に関しては、派遣担当者と現地で待ち合わせをして、一緒に職場に入っていく、といった流れになります
単発、短期の仕事の場合は、派遣担当者の立ち会いがない場合があります
その際は、現地に着いて、仕事が始まる前に派遣担当者へ電話連絡を入れる、といった流れになります
上の一連の流れについては、【初めての派遣社員】で詳しく解説しています
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まとめ
結論としては、高校生、専門学生、大学生の学生アルバイトには、派遣バイトがお勧めです
勉学が本分で、空いた時間を有効活用したい学生には、派遣システムが非常にマッチしています
自分で仕事を探す必要もなく、派遣会社が自分の条件にマッチした求人を紹介してくれます
また、日雇い派遣の例外要件に学生は入っているため、単発、短期の派遣が有効的に活用できます
【同一労働同一賃金】制度も始まり、アルバイトに比べると更に時給が高く設定されている場合もあります
学生のうちに様々な業界、様々な仕事を経験して、将来の仕事の目安、就職活動に役立てることもできますので、是非とも一度、派遣で働くことをお勧めします
以上、学生であるが故に、派遣で働くことが良いことを説明してきましたが、いかがでしたか?!
非常によく分かりました!
私も学生の頃、派遣でバイトしていれば良かったわ(^^;
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