派遣担当者を変えて欲しいけど変えられるの？！派遣担当者と合わない、頼りない、連絡が取りづらい、変更するコツを徹底解説！！

派遣担当者を変えて欲しいけど変えられますか？！という質問を多く受けます

派遣担当者と合わない、頼りない、連絡が取りづらい、不信感がある、など悩みを抱えている多くの派遣社員の方がいます

この記事では、派遣担当者を変えられることはできるのか、変えてもらう為の方法、コツ、重要ポイントを丁寧に解説していきます

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派遣担当者を変えることは可能か？！

そもそも派遣担当者を変えることはできるのでしょうか？！

派遣元（派遣会社）によって、変更できる場合、変更できない場合がそれぞれあります

順に解説していきます

※この記事の【派遣担当者】とは、派遣社員と普段やり取りをし、サポートする派遣元の担当者を指します

派遣担当者の変更ができる場合

これは、派遣先への企業担当者と派遣社員のサポート役（コーディネーター）がそれぞれ別々の人間で、分業されている場合です

派遣先への交渉、契約内容の取り決めなどは企業担当者が対応し、派遣社員のサポート役にはコーディネーター（別の担当者）が担当します

この場合、派遣先への企業担当者は変わらず、派遣社員のサポート役（コーディネーター）を変更してもらう形です

この場合は変更が可能です

派遣担当者の変更ができない場合

これは、派遣先への企業担当者と派遣社員のサポート役が同じ人間で担当している場合です

派遣先への営業、交渉、派遣社員のサポート役も担当営業マンが対応している場合です

派遣会社によっては、企業担当者とコーディネーターをそれぞれ配置していて、派遣社員のサポートには主にコーディネーターが担当しているケースがあります

この場合は、他の派遣社員も複数名いる傍ら、一派遣社員の意向でその派遣担当者を変えることはできないのです

※ただし、１社１～３名程度の派遣社員で対応している場合は、変更が可能です

（あくまでその派遣会社の判断によります）

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派遣担当者を変えたくなる理由

派遣社員はどのような理由で派遣担当者を変えたくなるのでしょうか？！

派遣担当者と相性が合わない

お互い人間ですので、相性の良し悪しはあります

どちらが良い、悪い、のではなく、「以前の担当は良かったけど、この担当とは全く相性が合わないんだよね、、、」などと感じるケースはあるかと思います

相性の良し悪しは、同性、異性、関係なくコミュニケーションに支障をきたします

派遣担当とコミュニケーションが上手く回らないと、派遣先への交渉ごとや契約に関することにおいて、お互い齟齬が発生する危険性があります

連絡がつきにくい、電話しても出ない、折り返しがない

これは非常に良くあるケースで、「派遣担当が電話に出ない」「メールが返ってこない」「本当にいるのかどうか分からない」などのクレームが多くあります

一方、派遣担当者は１人で、100人以上の派遣社員を担当しているケースもあります

だからと言って、１人１人への対応がおざなりになってはいけません

デキる派遣担当者は、マメで何人の派遣社員を担当していようが、連絡は直ぐリアクションがあるものです

その対応スピードは人数に比例し、遅くなるケースもありますが、連絡の反応は忘れていない限り、その場で反応できるものです

適当に仕事をしている派遣担当者は、１人１人の派遣社員への反応が遅く、嫌なことは後回しにするケースが見受けられます

頼んだ仕事をしてくれない、いい加減なやり方をする

依頼したことをほったらかしにして、こちらから催促しないとやってくれない派遣担当者がいます

全く忘れてしまっているのか、嫌なことは後回しにするタイプなのか、どちらにせよ派遣社員としては、不安でいっぱいになります

きちんと頼んだ仕事をやってくれない、ことはお互いの信頼関係に影響します

また、書類の不備（就業条件明示書の記載間違い、給与計算の間違い、等）が多かったり、依頼したことを適当に処理されたりするケースも多くあります

職場に顔を出さない、フォローがない

労働安全衛生規則においては、派遣元の衛生管理者は職場巡視について、少なくとも毎週1回以上することの規定があります

安全衛生の観点において、職場巡視は非常に重要なものです

デキる派遣担当者は職場巡視において、派遣先（指揮命令者）への確認事項、職場環境の確認、派遣社員への声かけ、フォローを定期的に行っています

常に現場を確認、派遣社員を管理し、問題の芽を早めに摘み取ることを心がけます

一方、全く職場に顔を出さず、派遣社員を入社させたら、ほったらかしにしている派遣担当者もいます

入社させる時は全力でやりますが、「入社したら後は現場でやってよ！」と言わんばかりに「釣った魚には餌をあげない」ごとく、対応をしている派遣担当者もいます

全て派遣先の言いなり

派遣担当者の役割は、派遣先との交渉、派遣社員を守ることです

派遣先のことばかりを優先して、派遣社員に我慢を強要しているケースも多くみられます

派遣社員の方が犠牲になり、無理をして仕事を行い、その結果、健康被害、労災へ発展してしまったケースも多くあります

派遣元（派遣会社）にとって、派遣先は「お客様」です

しかし、お客様の言うことばかりを聞いて、派遣社員の方をおざなりにし、無理強いをしている派遣担当も少なくありません

派遣社員からしてみれば、派遣担当者は頼りになる味方で、いざという時に助けてくれるサポート役として考えています

しかし、味方どころか敵のような振る舞いをしている派遣担当者もいるのが実態です

恋愛感情を持たれ、執拗なアプローチ（セクハラ）

派遣担当者と派遣社員の恋愛事情は良くあるケースでもあります

私も多くのケースを見てきました

恋人同士になることはもちろん、結婚するケースも多くあります

恋愛は自由です

しかし、派遣社員の方が望まない恋愛感情を派遣担当者に持たれるケースがあります

派遣担当者という立場を利用し、執拗にアプローチしてくるケースです

派遣社員からしてみれば、派遣担当者に「強くものを言う」ことはなかなかできかねることです

それを良いことに、執拗なアプローチをしてくるケースも多くあります

厄介なケースになりますが、派遣担当者を変えたくなる理由となります

暴言や人格否定するような言動があった（パワハラ）

派遣担当者という上の立場で、上から目線の言動があり、度を超しているケースです

極端なケースは、奴隷扱いのように、派遣担当者が「自分が言ったことは絶対だ！」と言わんばかりに強制力を持って、威圧してくるケースです

派遣担当者にとって、派遣社員は「部下」であり、「商品」でもあります

部下、商品を手荒く扱ってはいけません

また、パワハラの要因に派遣担当者のストレスから来るものもあります

確かに、派遣担当は派遣先と派遣社員に挟まれ、ストレスが溜まる仕事ではありますが、その捌け口が派遣社員になってはたまりません

派遣担当者からパワハラを受けて裁判になったケースもあります

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派遣担当者を変える方法（相談先、相談内容）

それでは、派遣担当者を変えるには誰に相談し、どのような手順で、どのようにすれば良いでしょうか？！

派遣担当者を変える為の相談先

派遣担当者を変えるには、誰に相談すれば良いのか？？、悩むところです

相談先は非常に重要なポイントです

くれぐれも間違えないよう、注意しましょう

派遣担当者の上司へ相談する

派遣担当者を変えたい場合、その相談先は派遣担当者の上司になります

※上司が特定できない場合、また分からない場合は、派遣元の事務員（窓口）へ伝えれば大丈夫です

派遣担当者の上司は派遣担当者の評価をしていますが、それは数字の評価がメインで、その担当する派遣社員のサポート度合い、満足度、就労実態を把握し、評価している訳ではありません

派遣担当者も上司に自分に都合の良い（プラス）報告はしますが、自分に都合の悪い（マイナス）になることは報告はしません

従って、その上司は、現場で起きている問題を知るきっかけが少ないのです

上司に報告をしたら、「現場でそんなことが起きているんですね、知らなかったです。申し訳ないです。直ぐに対応をします！」なんて反応があることも多いです

まずは、派遣担当者の上司に相談しましょう

派遣元の相談窓口へ相談する

派遣担当者の上司が分からなく、誰に相談して良いか分からない場合は、派遣元の相談窓口へ問合せしてみてください

派遣元（派遣会社）によっては、派遣社員の相談窓口が設置されている会社があります

電話やメールでの相談、問い合わせができる仕組みがあります

企業担当者へ相談する

これは、【企業担当者】と【コーディネーター】がそれぞれ別の役割分担をしているケースで、派遣社員の相談窓口が【コーディネーター】になっている場合です

【コーディネーター】が全く仕事をしてくれなく（相談に乗ってくれない）、仕事がしずらい環境に悩んでいるケースです

その際は、【コーディネーター】の変更をお願いする形となります

派遣会社では、【コーディネーター】を何名か雇用しています

【コーディネーター】と合わない場合や要望に応えてくれず就業に支障が出ている場合は、企業担当者に相談してみて下さい

相談内容について

派遣担当者を変えてもらうには、客観的な理由、変更した方が良いと判断される明確な理由が必要となります

「ただ相性が悪いだけ、、、」では少し弱いです

相談内容（変更希望理由）については、時系列をはっきりさせ、できれば書面で行うことをおすすめします

その点が客観的に明確に示されていれば、派遣元の了承を得られる形となります

以下に一例を挙げます

【問題事項】

派遣契約の更新確認、就業条件明示書の提出が遅く、派遣社員が更新可否に不安を持っており、派遣担当者が信用できなく、全くサポートされていないケース

上記はあくまで一例でありますが、派遣担当者の怠惰や、能力不足などを指摘し、派遣元にとって、派遣担当者を変えることが派遣元の評価を改善できる内容であれば、より効果的です

以上のポイントを押えながら、相談内容を組み立ててみましょう

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派遣担当者を変えてもダメだったら？！

派遣元が派遣担当者を別の人物に変えてくれても、自身の要望が満たされない場合はどうすれば良いのでしょうか？！

派遣先の別の派遣会社に移籍する

例えば、派遣先の職場において、派遣会社を3社（A社、B社、C社）活用している場合があります

自分がA社に所属しているとしたら、B社に移籍することです

A社の担当者からB社の担当者に変わることで、問題が解決し、派遣先にとってそれがメリットに感じられるのであれば、その選択もアリです

しかし、この方法は非常にデリケートに対応しなければなりません

派遣先、A社の了承、B社の理解、3者の同意を得ることが絶対条件です

A社としては、派遣社員が1名取られてしまう（売上○○万円の損失）訳ですから穏やかではありません

派遣先としては、派遣社員の勤務継続を望んでいて、評価が良ければ、どこの派遣会社でも派遣単価が同じ金額であれば、大きな問題はありません

B社にとっては、有難い話なので、断る理由は特段のことがない限りありません

A社にとっては痛手でありますが、その理由が派遣担当者の落ち度であれば、納得せざるを得ません

この際の手順としては、以下の通りです

①派遣先へ相談する（派遣元の担当不手際が変わらない旨）

②派遣先から派遣元Bへ相談（派遣元Bの承諾を得る）

③派遣先から派遣元Aへ相談（派遣元Aの承諾を得る）

④派遣元Aから派遣社員へ確認、派遣元Aの承諾

⑤派遣先から派遣元Bへ報告

⑥派遣元Bと派遣社員の相互意思確認

⑦移籍

上記の手順です

順番を間違えるとそれぞれの信頼関係に影響が発生します

くれぐれも慎重に行う必要があります

※【派遣先を変えずに派遣元を変える】詳しくはこちらで解説しています

派遣元窓口（本社）へ相談する

2番目の派遣担当者も自分の要望を満たしてくれなければ、改めて、派遣元の相談窓口へ問合せをしましょう

問題が大きければ、派遣元にとってもデメリットでしかないので、派遣先への評価を高くしようと対応をしてくるでしょう

派遣元の判断によりますが、より上役の担当者を付けてくれる可能性があります

担当者の変更ができないのであれば、担当者の指導、再教育を徹底し、問題解決へと対応してくれるでしょう

退職を促す、退職をする

派遣元にとって、派遣社員の退職は痛手です

派遣社員1人の売上（20～70万円）が減るからです

派遣社員が退職の意思を派遣元に促すことで、派遣元は相談ごとにより真剣に取り組もうとします

「退職の意思を武器にする」ではないですが、派遣社員の本気の意思を派遣元に伝える手法として、アリでしょう

その結果、派遣元がその事案に真摯に対応をしてくれ、派遣社員、派遣先双方の満足感を得ることができれば、それが何よりです

それでも対応が変わらなければ、派遣元とさよなら（退職）することも考えなければならないでしょう

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派遣担当者がコロコロ変わる会社もある

上項においては、担当者を変更してもらいたい為の方法をお伝えしましたが、逆に「派遣担当者がコロコロ変わって困っている」という悩みもあります

派遣担当者がコロコロ変わる派遣会社

派遣会社の特徴的なもので、派遣会社によっては、派遣担当者が定期的、または不定期に、短いスパンで変更してくるケースがあります

これは派遣会社の経営戦略もよるところがありますが、それによって派遣先、派遣社員に不利益をもたらすこともあります

派遣担当者がコロコロ変わることでの悩みとしては、「新しい担当へ今までの経緯をまた一から説明しなければならない、面倒くさい」、「目下、問題が起きている（進行中）中で、変更してもらっては困る」という声も良く挙がってきます

ちなみに大手派遣会社においては、頻繁に担当変更が行われることがあります

派遣担当者がコロコロ変わる理由

担当者変更の理由としては、以下に挙げられます

• 派遣担当者の異動、退職
• 派遣先への癒着解消
• 派遣元の経営戦略
• 派遣担当者の不祥事

派遣社員としては、頻繁に派遣担当者が変わることのメリットはありません

むしろデメリットが多く、派遣社員の悩みの一つでもあります

派遣先も派遣社員も派遣担当者がコロコロと変わることで、今までの経緯をまた初めから説明しなければならない手間と時間を消費します

派遣先も派遣社員も担当者に余程の落ち度がなければ、変更することを希望していません

派遣担当者がコロコロ変わることは、必ずしも3者にメリットを生み出しません

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まとめ

派遣担当者を変えるには、その相談先と相談内容（変更希望理由）が重要であることが分かりました

派遣社員の方からの相談の一つに、「ウチの派遣担当が適当で困るんだよね、、、」、「派遣先の指揮命令者が担当を変更してもらいたいんだけど、、、などの愚痴を言っている」、「派遣担当者の顔が分からないんだけど、、、」などがあります

そもそも派遣担当者の役割は、派遣先と派遣社員を上手に繋ぐ役目を果たすことです

その仕事が全うできないのであれば、「派遣担当者は要らない」ことになります

まだまだ派遣業界には、派遣担当者の仕事に不満がある派遣社員の方が多くいます

派遣担当者も数多くの派遣社員を管理していて大変なことも分かりますが、リアクションスピード、丁寧な対応はしっかりしてもらいものですね

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